事務の仕事って思っていたのと全然違う。。
こんなに大変で辛いならこの仕事を始めなければ良かった。。
座って働ける人気の職種である事務の仕事。
やる気に満ち溢れいざ始めたは良いものの、半年くらい働いて仕事の全容が見えると、こんなはずではなかったと後悔している方が大勢いるようです。
嫌な仕事で毎日辛い思いを抱えながら働くことはかなりのストレスが溜まります。できることなら一刻も早く転職したいですよね。
この記事では事務を半年で辞めても大丈夫なのか、また退職した時のメリット・デメリットについてご紹介します。
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事務を半年で辞めても大丈夫？
結論からいうと、事務を半年で辞めてしまっても大丈夫です。
仕事を半年で辞めるとなると「こんなに早く辞めていいのかな？」と不安になるかと思いますが、法律で認められているため問題はありません。
日本では労働者の就業環境を守るために労働基準法というものがあり、「退職の自由」が保障されています。辞めたいと思ったら無理に在職し続ける必要はないのです。
また、労働者から会社への退職の申し出は民法で以下のように定められています。
・有期雇用契約の場合：契約期間の初日から1年を経過すると退職が可能になる。
※ただし、有期雇用の場合は契約期間内であっても「やむを得ない事由」がある場合は問題ありません。
本気で退職したいと思っている場合は、それだけ仕事の継続に苦しい理由があり、大抵がこの「やむを得ない事由」を抱えていることになるでしょう。
さらに、会社の就業規則で退職までの期間が定められていたとしても、それよりも民法が優先されます。
退職の際には会社のルールに従う必要はなく、先方の同意がなくとも民法上の規定を満たせば本人の自由に辞めることが出来るのです。
事務を半年で辞めた場合のメリット
ここまでで、事務を半年で退職しても問題がないということが分かりました。
我慢して働き続けなくて良いと分かると安心できますよね。
それでは半年で辞めた場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか？
そのメリットについて4つご紹介します。
時間を無駄にしない
事務の仕事を半年で辞めると、時間を無駄にすることがなくなります。
どうせ辞めてしまうのであれば、今の仕事の経験が必要なくなってしまうため、早いに越したことはありません。
早くに退職することで、業務内容を覚えたり人間関係の構築など、今の仕事にかかる余計な労力を省くことができます。
次の仕事への準備にも充てられて、時間を有効活用できるようになります。
今の仕事に執着せずに済む
事務を半年で退職すると、今の仕事に執着する前に辞めることができます。
長く働けばそれだけ、仕事を辞めることが怖くなってしまい、仕事にしがみつくようになります。
仕事に執着すると、明らかに退職した方がいい場合でも、無理に続けて辛い日々を過ごすことになりがちです。
早めに退職することで、そういった場面を避けられて、躊躇せずに転職することができるようになります。
自分に合う仕事に早く出会える
事務を半年で辞めることで、自分に合った仕事に早く出会えるようになります。
世の中には仕事は無数にあるため、今よりもっと自分に適した仕事もきっとあるでしょう。
ダラダラと合わない仕事を続けていても毎日鬱々としてやる気が出ず、仕事での成果も上げられません。
早く見切りを付けることで、生き生きと楽しく働くことができるようになるでしょう。
心身へのダメージが少なく済む
事務を半年で辞めると、労働環境をリセットできて仕事に対するストレスがなくなり、心身へのダメージが少なく済みます。
仕事を辞めたいと感じながら働くストレスはかなり強いものになりますが、早い段階で悪影響を及ぼす原因から遠ざかることができるため、気持ちが楽になります。
またストレスが強いと身体への被害も大きくなりますが、早期に退職することで、その被害を最小限にすることもできるのです。
事務を半年で辞めた場合のデメリット
上記の通り、ここまでで退職するにあたってのメリットは分かったかと思います。
それでは反対に事務を半年で辞めた場合のデメリットはどうでしょうか？
そのデメリットについても3つご紹介します。
仕事の楽しさを見つけられない
事務を半年で辞めると、仕事の楽しさを見つける前に辞めることになりがちです。
半年ではまだ仕事に慣れず、仕事も上手くこなせず、辛いことの方が多いでしょう。
もしかすると、もう少し続けることで事務の仕事のやりがいを見つけられるかもしれません。
早く退職することで、その機会を失ってしまう可能性があるのです。
辞めぐせがついてしまう
半年で事務を辞めると、仕事の辞めぐせがついてしまうかもしれません。
あまりにも転職回数が多いとキャリアに影響を及ぼし、すぐに仕事を辞める人と思われて転職しにくくなってしまいます。
就業後半年で抱える悩みは同じようなものが多く、転職しても同じ悩みを抱える可能性は十分にあります。
次の仕事も辞めたくなって、また退職してしまうかもしれません。
有給やボーナスが取得できない
半年で事務の仕事を辞めると有給やボーナスが取得できず、経済的に辛い思いをします。
大抵の会社は、最低でも半年後に有給やボーナス付与するため、半年で辞めるとその貴重な機会を失ってしまいます。
有給やボーナスで得られる金額は大きいため、経済的損失がかなり多くなり、痛手に感じることでしょう。
