新卒で事務を辞めたいと感じる理由や働き続けることのリスクについて解説

新卒の方の多くは、仕事の内定が決まり、社会人として頑張っていこうと意気込んで入社する方が多いのではないでしょうか。

しかし、はじめのころはやる気に満ち溢れていたはずなのに、実際に事務の仕事を始めたらこんなはずじゃなかった、、、と後悔している人も多いです。

それでは、新卒で事務の仕事に就いた人は一体どんなことを感じているのでしょうか。

新卒で事務を辞めたいと感じる理由

仕事を辞めたいと思っているのに、働き続けることはかなり辛いですよね。

せっかく新卒で就いた仕事だから、もし辞めたいと感じても、本当に辞めてもいいのか分からずに不安になってる人も多いかと思われます。

あなた以外の人はこの事務仕事に対してどのように感じているのでしょうか。

まず、新卒で事務を辞めたいと感じている理由について3つご紹介します。

人間関係がストレス

事務仕事は想像よりもコミュニケーションが大事なので、人間関係が上手くいかないとストレスに感じてしまいます。

一人でもくもくと仕事をするイメージがある事務仕事ですが、それぞれの作業を分担しているため全体でまわしていることの方が多いです。

そのため、一人が遅れると全体に迷惑がかかることもあるのでプレッシャーもあります。

また、常に同じ人と仕事をしているので、いかに穏便に、丁寧に仕事をするかで周りの空気感も変わってくるので、そういった細かい気配りが必要になるのでストレスが溜まります。

毎日に変化がない

事務職は基本的に同じ仕事を繰り返しこなしていくことが多いため、毎日変化があるわけでもなく、いつもの書類を素早く処理し、いつも通り業者の対応をしていきます。

ルーティーンのようにこなす仕事はまるで作業です。パソコンを見てるだけで一日が終わるのがとても虚しく感じます。

やりがいがない

仕事にやりがいがないと、自分の価値が分からなくなっていきます。

自分の仕事が何の役立っているのか疑問になってしまったり、会社に貢献出来ているかの実感が分かりづらいと漠然とした不安にかられます。

事務の仕事は、縁の下の力持ちのようなものなので、評価が分かりやすい仕事とは違い、いくら頑張っても評価された実感がなかなか得られません。

新卒で事務仕事をして、やりがいがないと感じてしまったら辞めたくなってしまうのも無理ありません。

新卒で事務を辞めたいと感じながら働き続けるリスク

このように事務の仕事は、精神的にかなり辛いことを理解して頂けたことでしょう。

では、この辛い気持ちを堪えたまま事務仕事を辞めずに継続するとどうなるのでしょうか。

次に、新卒で事務を辞めたいと感じていながら働き続けるリスクについて3つご紹介します。

メンタルが不調になる

人間関係で神経を使い、ストレスを抱えたまま仕事を続けるとメンタルを崩してしまう可能性があります。

さらに、やりがいを感じられずに仕事をしていると注意力も落ち、仕事でミスをする悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

また、精神的に負荷がかかってしまうと体調も崩しかねません。仕事によってくるメンタルの不調は頭痛、胃痛、食欲低下など日常にも支障をきたしてしまう場合もあります。

日常生活にまで影響が及ぶようなら他の仕事も視野にいれてみたらいかがでしょうか。

新しいスキルを身につけることができない

事務仕事は基本的に毎日同じことの繰り返しのため、新しいスキルを身につけることが出来ません。

新卒なので、はじめは覚えることや事務作業をこなしていくことでスキルが上がっていく気持ちになりますが、ある程度の仕事を覚えた先には、スキルを身につけることができなくなっていきます。

もし、副業でスキルを身につけようとしてもストレスを感じている状態では家に帰って休むことが優先になってしまうでしょう。

将来のことを考えて新しいスキルを身につけたいなら、退職することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

仕事への意欲低下

新卒で事務の仕事をする中で、毎日変化がなくやりがいが失われてくると仕事への意欲が低下してしまいます。

事務仕事は様々なことに挑戦するというよりも、目の前の仕事をこなしていくことがメインになります。

そうすると、せっかく新卒で入社してこれからどんどんチャレンジしていくぞって時に、仕事を覚えることしかチャレンジがなかったらどうでしょう。

これから先、この事務仕事でチャレンジ精神は減っていき、気付いたときにはチャレンジできない環境になってしまうかもしれません。

気がつくと同世代がどんどん活躍する中、自分だけ同じ環境で働く状態が続くかもしれません。

新卒で事務をしていて、「辞めたいかも」と考えているなら、はやめに転職を考えてはいかがでしょうか。