こんなはずではなかったのに。。
せっかく転職したのに全然楽しくない。。
接客業で働く方は立ち仕事や顧客応対が辛く感じ、事務に転職したいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか?
しかし、実際に転職してみるとこんなはずではなかったと後悔し、辞めたくなる人が多いようです。
やはり、働いてみないと分からない辛さがありますよね?
本記事では、接客から事務へ転職したけど辞めたいと感じる理由や働き続けるリスクについてご紹介します。
接客から事務へ転職したけど辞めたいと感じる理由
そもそも転職活動は簡単にできることではありませんが、それが異業種へとなるとさらに大変なものになります。
せっかく苦労して接客から事務へ転職したのに、仕事を辞めたいと感じてしまうのはどうしてでしょうか?
最初に、接客から事務へ転職したけど辞めたいと感じる理由について4つご紹介します。
仕事のやりがいを感じられない
接客から事務へ転職すると仕事のやりがいを感じられず、辞めたくなってしまうことがあります。
事務の仕事は自分の努力が数字に現れず、評価されにくいため達成感を感じにくいです。
頑張っても頑張らなくても一緒という面があり、やりがいを持てなくなってしまうのです。
また、マニュアルに沿った内容が多く、「誰にでもできるため自分でなくてもいいのではないか?」と虚しさを感じる場面が多いことも原因です。
同じ人間関係に嫌気がさす
事務職で働くと同じ人とばかり関わるため、同じ人間関係に嫌気がさしてしまいます。
接客業では色々な人と毎回違ったコミュニケーションが楽しめますが、事務職では毎日同じ人との関わりで、会話も弾まなくなってしまいます。
次第にマンネリ化して刺激がなくつまらない毎日となります。
さらに、同じ人と関わり続けることで相手の嫌な部分が目に付きやすく、一緒に働くことも嫌になり、人間関係が苦痛に感じるケースが多いのです。
コミュニケーションが減り、つまらない
事務職は基本的に個人作業であり、接客よりはコミュニケーションが減り、つまらなく感じてしまいます。
もともと接客で働いていた人であれば、人との関わりが好きな方が大多数であり、一人でもくもくと働く事務のスタイルでは寂しくなってしまいます。
反応も見れず、物足りない気持ちを抱えながら仕事をしなければなりません。
また、お客様と会話していると時間はあっという間に立ちますが、事務は会話が少なくそういったこともないため、時間経過が遅く、よりいっそう苦痛に感じてしまうでしょう。
感謝されず、モチベーションが下がる
事務の仕事はやってあたりまえのため、感謝されずモチベーションが下がってしまいます。
接客であればお客様にその都度感謝の言葉を貰えますが、事務ではいちいち感謝されることはありません。
「ありがとう」という感謝の言葉の力は大きく、この言葉があれば少々の辛いことがあっても頑張ろうという気持ちを持って働けます。
しかし、やってあたりまえの事務の仕事は、相手の喜ぶ顔も見られず、やる気を出すことができません。
仕事の手を抜きたくなって、モチベーションの低い毎日となり、仕事も辞めたくなってしまいます。
接客から事務で辞めたいと感じながら働き続けるリスク
ここまでで事務の仕事が、精神的な満足を持ちにくい仕事であるということが理解できたかと思います。
それではこのまま仕事を続けるとどのようになるのでしょうか?
次に、接客から事務で辞めたいと感じながら働き続けるリスクについて3つご紹介します。
仕事で成果を出せない
辞めたいと感じながら無理に仕事を続けると、仕事で成果を出せなくなってしまいます。
事務の仕事は接客よりも正確性が求められますが、辞めたいとやる気が下がった状態では仕事のパフォーマンスは下がり、ミスも増えてしまいます。
仕事でミスを繰り返すと周囲の目線が気になって萎縮し、再度ミスを繰り返すという負の連鎖に陥る可能性があります。
仕事ができない人間だと自己嫌悪でいっぱいになり、より一層成果を出すことが難しくなるでしょう。
運動不足になり、体調を崩しやすくなる
接客業だとお客様に合わせて動いたり、立ち仕事が出来て運動不足になりにくいですが、事務はデスクワークのため運動不足になり、体調を崩しやすくなります。
もともと事務職は常に肩こりや眼精疲労に悩まされ、動かないので体力も低下し、身体の不調を抱えやすいです。
ここに仕事を辞めたいというストレスがプラスされ、自室神経が乱れて頭痛や腹痛などのより深刻な不調を起こしてしまいます。
あまりにも我慢を重ねると胃潰瘍などになり、日常生活に支障をきたすような状態になってしまうでしょう。
スキルアップができない
辞めたいと感じながら事務を続けると、スキルアップができなくなってしまいます。
事務の仕事はルーティンワークが多く、毎日同じことの繰り返しで、一度覚えてしまえば大体はこなせるため、向上心を持ちにくいです。
また、接客であればお客様のために頑張ろうという気持ちも生まれますが、事務は感謝される場面も少なく、成長しようという気持ちにもなりにくいです。
辞めたいと感じている状態ではより一層やる気も出せず、毎日だらだらと過ごして終わる日々になるでしょう。