9時始業で働き始める人が多い中、カフェやパン屋のスタッフ、新聞配達など朝早い仕事に就き、働いている人もいるでしょう。
こういった仕事に就く人は早起きして通勤することが求められます。
しかし、中には、
朝、早起きするのが苦手…
仕事中、常に眠気があり、ミスしがち…
と感じながらも、今の仕事を続けている人も多いはずです。
朝早い仕事がきついと感じながらも、仕事を続けると今後の人生に悪影響を及ぼすかもしれません。
この記事では、朝早い仕事がきつい理由とそのデメリットを解説いたします。
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朝早い仕事がそもそも合っていない理由
朝早い仕事がきついと感じる理由としては、下記の3つが挙げられます。
夜型である
夜型の人は、朝早い仕事には向いていないため、きついと感じるでしょう。
人間には体内時計が備わっており、この時計には朝型と夜型があります。
夜型の人は、午後は調子がいいが、朝起きるのは苦手です。
無理に朝早く起きようとすると体調不良につながります。
また、夜型の人は、無理な早起きをすると生産性の低下につながります。したがって、夜型の人が、朝早い仕事をそつなくこなすことは難しいと言えます。
（参考：朝型人間の早寝と夜型人間の遅起きが生産性向上と関連: 朝型夜型は睡眠の問題を介して生産性に影響する｜東京医科大学 精神医学分野）
朝型・夜型かは遺伝の影響を受けており、後から変えるのはほぼ不可能でしょう。
寝る時間が遅い
寝る時間が遅い人は、朝早い仕事がきついと感じるでしょう。
職場によっては、朝早く出勤して、夜遅くまで残って、仕事をしている人もいるのではないでしょうか？
朝早く起きるには、その分寝る時間も早くしなくてはいけません。
朝が早いのに、遅くまで残業している人は、充分な睡眠時間が取れずに疲労回復が難しくなります。
また、通勤時間が長い人も同様に寝る時間が遅くなりがちです。
通勤時間が長くなると、家を出る時間が早くなるうえに、帰宅時間も遅くなります。したがって、睡眠時間の確保が難しくなります。
睡眠の質が悪い
朝の仕事がきついと感じている人の中には、睡眠時間はしっかりとっているのに、寝覚めが悪く、日中も眠気があると感じている人も多いはずです。
このような状況に心当たりのある人は、睡眠の質が悪く、睡眠負債を抱えているかもしれません。睡眠の質を悪くする行動として、以下の行動が挙げられます。
・就寝前の食べ過ぎ・大量の飲酒
・眠ろうとする意気込み
とくに、朝早いことを理由に「早く寝よう…」と頑張ると脳の覚醒を促進させ、かえって寝つきが悪くなります。
朝早い仕事にはデメリットがある
朝早い仕事をするうえで生じるデメリットとしては下記の3つあります。
体を壊す
朝早い仕事を無理にすると、体を壊します。
朝早い仕事がきついと感じている場合、体質に合っていない、睡眠時間が足りていないなどの理由で、体に無理強いしている状態です。
例えば、夜型の人が早朝の勤務を行うと、発がんリスクの上昇や死亡率の上昇など健康上の問題が生じてくることが分かっています。
また、朝早いことで生じた睡眠不足は次のような症状がでることもあります。
・肥満
・脳卒中や高血圧などの生活習慣病
周囲からの評価が下がる
朝早く仕事をすることで、周囲からの評価を下げてしまうリスクがあります。
朝早く起きるのがきついと感じている人の多くは、眠気がある状態で注意力が散漫になっています。
注意力に欠けた状態で仕事をすれば、ミスが増え、効率が悪くなります。
また、自分の体に合わない時間に起きるため、寝坊による遅刻をする可能性があります。
特に、疲労が溜まっている状態では寝坊のリスクは高くなるでしょう。
遅刻すれば、他の人が自分の業務を肩代わりすることになり、周囲からの印象は悪くなります。
こころの健康に悪影響
朝早い仕事による睡眠不足は、こころの健康に悪影響を及ぼします。
睡眠不足は、不安定な感情やうつのリスクが高まると言われています。
研究によると、1日4時間半しか眠らない状態が5日続くと、不安やうつ傾向が強まることが明らかになっています。
また、長期間にわたり睡眠不足が続くことで、うつ病をはじめとした精神疾患につながる危険性もあると指摘もしています。
（参考：睡眠不足で情動不安定や抑うつに｜Science Portal）
寝不足であることを我慢して、朝早い仕事を続けると、こころにも悪影響を及ぼし、仕事の継続が困難な状況になる可能性があると言えます。
朝早い仕事がきつい理由が睡眠不足なら、できる限り早く、状況を改善しましょう。
朝早い仕事がきついと感じる方の実際の声
朝早い仕事がきついと感じている人は、実際にどのように考えているのでしょうか。SNS上の声を紹介します。
なんかんだライブ翌日が休みって初めてかも 今回もたまたま連休にライブがあっただけだし 朝早い仕事だから翌日仕事だときついんすよねぇ
引用元：X（Twitter）
朝早い仕事をしている人は寝る時間が遅くなると、その分、睡眠時間が削れるため次の日の仕事に影響が出ます。
ただ、1日だけなら、体への影響も少ないので、問題はありません。
夜遅くに寝ることが続くと、睡眠不足により、集中力の低下や疲労感が抜けないなど悪影響が生じます。
睡眠時間が確保できない場合は、通勤時間を減らすことをはじめとした対策を取るべきでしょう。
夜型人間なのに朝早い仕事に就いたの後悔でしかない
朝憂鬱過ぎて仕事やめたいとずっと思ってる歩いていたら多少はましになるが
引用元：X（Twitter）
自分の体質に合わない時間帯の仕事に就くと、調子が上がらない状態で仕事をするため、仕事の能率は下がってしまいます。
周りに迷惑をかけておらず、多少きつい程度なら、続けても問題ないでしょう。
しかし、業務に支障をきたしたり、遅刻したりする場合は朝早い仕事が向いていないと思われるので、勤務時間を見直す必要がありそうです。
朝早い仕事がきつい場合は退職も検討を！
朝早い仕事にも先ほど紹介したように、様々なデメリットが生じるため退職の検討も視野に入れてもよいでしょう。
ただ、退職を申し出てから1ヶ月後の退職が基本的であったり、そもそも退職を申し出る先が上司できつい方もいらっしゃると思います。
その場合は「退職代行」を利用するのがおすすめです。
退職代行を利用すればその日から会社で仕事をしなくて済む他、もちろん今まで働いた給料分は振り込まれます。
退職代行の料金相場は3万円程度かかりますが、そのお金を支払うことで今までのストレスやネガティブになる気持ちから解放されてるので、是非利用してみはいかがでしょうか。
