今の仕事、精神が削られる…もう疲れた…。
人間関係、長時間労働、 ハラスメント等、仕事を行う中で精神的に疲れていく要因は山のようにあります。
ワークライフバランスをとる事で、解消できる疲れであれば良いですが、現実はそう上手くいかないものです。
精神的に疲れた状態では仕事のパフォーマンスが低下し、仕事をしている時間がどんどん苦痛になっていきます。
この記事では、仕事を辞めることを考えてしまうほど精神的に疲労してしまった時に、仕事を続けるとどうなるのか、仕事を辞めるとしたらどうすべきなのかを見ていきます。
精神的に疲れた場合は仕事を辞めたほうがいい理由
こちらでは、「精神的に疲れた場合は仕事を辞めたほうがいい理由」を紹介していきます。
精神的に疲れていると正しい判断が出来なくなる
精神的に疲れていると、仕事において正しい判断が出来なくなります。
仕事をしている以上、そこには責任が伴いますから、判断を間違えてしまうのはいい事ではありません。
精神的に疲れてしまう仕事に就いていると、判断ミスから周囲にも悪影響を及ぼしてしまいます。
そのせいでさらに自己嫌悪などに陥ってしまう可能性もあります。
そのため、精神的に疲れてしまう職場からはなるべく早く離れるべきです。
精神的な疲労は回復が難しい
精神的な疲労は肉体的な疲労以上に回復が難しいです。
仕事で精神的に疲れているということは、疲労の原因は今の職場にあるということです。
つまり、今の職場で働き続ける限り精神的な疲労が完全に回復することはありません。
それどころか精神的疲労は蓄積していきます。
精神的な疲れが招く悪影響は多く存在し、良いことは何もありません。
そのため、精神的に疲れる仕事からは早く逃れるべきなのです。
精神的に疲れた状態で働き続けた場合の末路
続いて、精神的に疲れた状態で働き続けた場合の末路を見ていきたいと思います。
うつ病などの精神疾患になる
まず一つ目は、うつ病などの精神疾患になってしまうことです。
精神的に疲れた状態が続くと、ホルモンバランスが乱れ、気分障害を引き起こす可能性があり、大変危険です。
うつ病などの精神疾患は一度発症すると完治させるのが大変難しく、一生付き合っていかなければならないケースも少なくありません。
人生を棒に振ってしまう事になりかねないのです。
そうなってしまう前に、精神的に疲れる仕事からは離れましょう。
事故を起こす、巻き込まれる
精神的に疲れていると集中力や注意力が欠如し、正しい判断ができなくなります。すると普段は問題ない作業などでミスが起き、怪我をする可能性があります。
その代表的なものとして車の運転があります。
車の運転でミスが起きれば事故を引き起こしてしまい、大怪我を負ったり、命に関わる事態になります。
また、自分だけでなく、他人も巻き込んでしまう恐れがあります。
そうなれば、残りの人生辛い思いをして生きなければならないでしょう。
このような事態の回避のためにも、精神的な疲労はない方が良いのです。
自殺などに追い込まれる
そして最後に、精神的に疲れるとその状況から逃れるために自殺を選んでしまう方もいます。
これは絶対にあってはならない事です。
精神的な疲れは、気分障害を引き起こし、正しい判断能力を奪って、あなたの命を蝕んでしまいます。
人生は幸せになるためにあるのに、辛さから逃れるために自殺を選ばなくてはならないなんて本末転倒です。
このような状況に至る前に、精神的に疲れる職場にいるような場合は、早くその職場から逃れることを考えて欲しいと思います。
精神的に疲れたという理由で会社にどう辞めることを伝えるか
最後に精神的に疲れたという理由で会社にどう辞めることを伝えるのかについて解説していきます。
どのように伝えるか
精神的に疲れたという理由で会社を辞める場合、どのようにして会社に理由を伝えたら良いでしょうか。
精神的に疲れたという理由は、直接伝えるのが嫌な方もいると思います。
ですので、別の理由を考えて伝えた方が言いやすいかと思います。
伝え方の例としては、
今の仕事をする中で、Aという職種に興味を持ったため、転職することと致しました。
Bのスキルを伸ばしたいので、Cという職種に転職を決めました。
などが良いでしょう。
別の理由の考え方のコツ
別の理由を考える場合は、マイナスイメージの理由ではなく、「キャリアアップのため」とか「他にやりたいことが見つかったから」など、明るい理由が良いと思います。
なぜなら、理由を伝えて退職するまでに1ヶ月程度は今の職場で働かなくてはならないため、今の職場にマイナスのイメージを持っていることを伝えてしまうと、その間の人間関係や働きやすさに影響が出る可能性があるからです。
可能な限り穏便に退職し、心穏やかな日常を取り戻して欲しいと思います。