当たれば天国、外れれば地獄の「上司ガチャ」。
上司に対しては、「間違っているな」、「改めて欲しい」と思っていても、真っ向からそれ指摘するのは難しいですよね。
悶々とした気持ちを抱えたまま仕事をするのは、不満が溜まり、仕事が滞り、ストレスの原因になってしまいます。
この記事では、「上司の人間性が嫌いな理由」「上司の人間性が嫌いなまま働き続けるとどうなる?」などから上司の人間性が嫌いな状態で仕事をする実態を見ていき、解決策を紹介していきます。
上司の人間性が嫌いな理由
そもそも、なぜ上司の人間性を嫌いになってしまうのでしょうか。
ここではまず、「上司の人間性が嫌いな理由」を見ていきます。
清潔感がない、性格に問題がある
まず挙げられる理由は、清潔感がない、理不尽に怒鳴る、ハラスメントをするなどの上司自身の外見や性格によるものです。
この場合、部下から上司への働きかけで改善できる余地はあまりないと思われます。
出来ることと言えば、より上席の立場の方に相談し、上司の部署変更などをしてもらうことですが、すぐに効果は見込めないことがほとんどでしょう。
コミュニケーション不足
次に挙げるのは、上司とのコミュニケーションが不足しており、ぱっと見の印象だけで上司が嫌いだと判断している場合です。
この場合、同僚が注意されている様子などから怖そうなどのネガティブな印象を持っている可能性もあります。
話してみたら案外いい人だったという事もあるかもしれません。
もしそれで、やはり嫌いだとなれば離れる手段を考えましょう。
相性が悪い
最後に挙げるのは、上司と人間的に相性が悪いパターンです。
お互い人間同士ですので、どうしても好きになれない、顔を合わせるのも苦痛だという事もあるでしょう。
上司の人間性が嫌いという実際の声
上司の人間性が嫌いと感じている方は自分一人だけではありません。
こちらでは上司の人間性が嫌いと感じている方の実際の声をSNS上から紹介していきます。
会社潰したい事件から1週間◎ やっぱり上司たちの人間性終わりすぎてるし、そんな会社で働いてたら自分のことも嫌いになりそうやから仕事辞めてきた〜
引用元:X(旧Twitter)
この方は複数の上司の人間性について嫌悪感を示しており、すでに退職しているようです。
人間性が嫌いな上司が1人の場合は、異動で改善する事もありますが、複数となると社内で逃げ場を探すのはかなり難しいですね。
また、この方の言うように人間性が悪い人と一緒にいると、自分もその一員になった気になり、自分の事も嫌いになってしまうという事も起こりえます。
退職後はハッピーに過ごされているようですので、本当に良かったと思います。
はあ〜やっぱりいやだいやすぎる。あの上司ほんとにいやだ。人間性が大っ嫌いだ。
ああ嫌いだ嫌いだあいつさえいなければ〜 異動してくれお願いだ〜 神よ〜願いを叶えたまえ〜
引用:X(旧Twitter)
2人目の方は、おそらく1人の上司に対して人間性の嫌悪感を感じているように思われます。
確かに上司の人間性が嫌いになってしまうと移動してくれと神頼みしてしまう気持ち、とてもよく分かります。
ただこの上司と距離をとるということについては、自分から異動を願い出たり、転職をするという行動も必要かもしれません。
上司の人間性が嫌いなまま働き続けるとどうなる?
上司の人間性が嫌いでも、我慢強くそのまま働いている方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、上司の人間性が嫌いなまま働き続けるとどうなるか見ていきましょう。
周囲への悪影響
上司の人間性が嫌いな状態で仕事を続けていると、険悪な雰囲気が周囲に伝播してしまいます。
そうすると部署全体で良好なコミュニケーションを取る事が出来なくなり、関係の悪化や業務の滞りが発生してしまいます。
同僚たちもストレスを溜めることになるでしょう。
昇給や役職アップに繋がりにくい
上司の人間性が嫌いであれば、上司も自分のことを嫌っている可能性があります。
どれだけ、仕事を上手くこなせても上司からの評価が上がらなければいつまでたっても同じ役職で給料が上がりません。
自分の社会人人生を有意義なものにするためにも、人間性が嫌いな上司からは離れた方が良いでしょう。
自身のストレス
上司の人間性が嫌いなまま働き続けて起こる最悪の事態は、自分自身に大きなストレスがかかることです。
大きなストレスがかかり続ければ、やがて心身を病むことになってしまいます。
一時的にかかるストレスであれば趣味などで発散することも出来るかもしれませんが、毎日仕事で顔を合わせる上司がストレスの元となれば、発散し切るのは至難の業、それどころかどんどん溜まっていきます。
ストレスで心身に異常を来たしてしまう前に、早めに人間性が嫌いな上司からは離れることを考えてください。