観光客や旅行者にホスピタリティーのある接客をする東横インのフロントの仕事。
最初はやる気に満ち溢れて始めたはずなのに、次第にモチベーションが下がり、辞めたいと感じる方も多くいるようです。
「仕事が辛い」「接客をしたくない」と思いながら、毎日出勤するのはひどく憂鬱で、ストレスを抱えたまま過ごすことはかなり辛いものですよね。
それでは世の人は東横インのフロントの仕事に対して、一体どんなことを辛く感じるのでしょうか?
この記事では、東横インのフロントを辞めたいと感じる理由や働き続けることのリスクについてご紹介します。
東横インを辞めたいと感じる理由
仕事を辞めたいと思っているのに、働き続けることはかなり辛いですよね。
ホテル業界は他の業種と比べても離職率が高いことで有名です。
あなた以外の人はこの仕事に対してどのように感じているのでしょうか。
まず、東横インのフロントを辞めたいと感じている理由について4つご紹介します。
人間関係が悪い
ホテル業界は外国人の観光客が増えた影響もあり、かなり多忙で、スタッフ同士にも緊張感があります。
特に支配人が厳しいケースが多くあり、人によってはパワハラ、モラハラなどが横行している職場もあるようです。
労働時間が長い
現在、人手不足の影響で残業が多く、支配人に裁量権があるので、店舗によってはサービス残業があって労働時間が長いです。
さらに、東横インの労働時間は少し特殊で、一回の勤務時間が25時間と非常に長いです。
そのかわり休みの日が多めに設定されていますが、1日以上の長時間労働に耐えることができず、退職する人が多い印象です。
また、休日が少し多めに設定されていますが、逆に次の出勤が憂鬱になりますよね。
夜勤がきつい
東横インはビジネスホテルなので基本的には24時間営業で、シフトには夜勤が存在します。
日勤と夜勤のシフトが交互に組まれている場合もあるので生活リズムが乱れ、体調を崩しやすくなったり、寝つきが悪くなったりしてとても体に悪いです。
仮眠時間もありますが、十分な睡眠をとることができず、身体的にも精神的にもきつい仕事です。
ノルマがきつい
東横インのフロントスタッフは、会員カードの獲得ノルマがありプレッシャーとストレスを感じることがあります。
東横インの会員カードは新規で作成するのに1500円かかるので、誰しもが簡単に作ってくれるわけではありません。
また、出勤シフトとは別にフロントミーティングが月に一回あったり、事務所に個人別獲得表が張り出されたりと、ノルマに関しては厳しいです。
東横インを辞めたいと感じながら働き続けるリスク
このように東横インのフロントの仕事は、なかなかに心理的な負担が多いことが分かりました。
それでは、このまま辛い気持ちを堪え仕事を継続するとどうなるのでしょうか?
次に、東横インのフロントを辞めたいと感じながら働き続けるリスクについて4つご紹介します。
体調を崩す
東横インは一回の勤務が25時間なので、とても疲労感があります。うまく疲れを取れる人はいいですが、疲れが残りやすい人は体調を崩す原因となるでしょう。
東横インのフロントスタッフとして働く以上、この勤務時間は変わることがないので、規則正しい労働時間を求める人には他の仕事をおすすめします。
メンタルが不調になる
毎月のノルマや支配人からの説教などに耐え続けながら仕事をしていると、いつの間にかメンタルを壊してしまいます。
また、不規則な労働時間によって体が不調になると、精神的にもストレスがかかり、仕事に対してのやりがいを感じなくなったり、最悪の場合うつ病になったりします。
メンタルが強く、体力のある人でないと東横インのフロントスタッフには向いていません。
職場に居づらくなる
日々のストレスや上司からの説教にプレッシャーを感じながら仕事を続けても、良いパフォーマンスは発揮されません。
それどころか仕事でのミスが続き、周りの従業員からも仕事ができない人という目で見られ、職場に居場所がなくなってしまいます。
どうせなら人間関係が良好な職場で働きたいですよね。
お客様とトラブルが起きやすくなる
最近では外出自粛の緩和もあり、多くの観光客やビジネスマンが東横インを利用します。
ですが、利用客が増えると、必然的にお客様とトラブルになる回数も増えますよね。
特に外国人のお客様が増えている影響もあり、言語や価値観の違いから従業員や他のお客様とトラブルになるケースが多いです。
理不尽なクレームなどで精神的負荷もかかりますし、臨機応変に対応しないといけないので身体的にも疲れます。