昨今の新型コロナウイルスにより、重要が高まりつつある運送業。
ヤマト運輸では、セールスドライバー、営業所作業スタッフ、ベース作業スタッフ、ルート配送ドライバー、など多岐にわたる職種が存在します。
その中でもセールスドライバーは、担当エリアの会社や、個人のお客様への荷物の配達や集荷、更には営業活動を行うことでシェアの拡大を最前線で行う職種です。
配達や集荷を行う上で大きな壁になること、それはドライバー不足です。一人当たりの業務を行う時間が長くなり、毎日残業続きで疲れが取れないということも要因になっています。
更には、他の地域への応援にも行かなくてはならないため、より残業時間が長引いてしまいます。
このように、大変な仕事をこなす上でどんなことがリスクになっていくのでしょう。
この記事では、ヤマト運輸を辞めたい理由や、働き続けた場合のリスクについて詳しくご紹介いたします。
ヤマト運輸を辞めたいと感じる理由
日々の業務を行う上で、体力的にも精神的にもきつく、辞めたいと思う方はとても多いです。
上記で述べた理由のほかに、辞めたいと思う理由をこちらでは3つご紹介します。
拘束時間が長い
時間帯サービスの普及によりドライバーは、どんなに早く出勤しても、最終の時間帯の配達に伺わなければなりません。
その上、必ず休憩も1時間以上取らなければならないため、休憩を取るのも仕事として業務を行うことになるのです。
最終的には配達を全て終えてから1時間休憩することも日常茶飯事という場合もあります。
荷物の量が多い
ネットでの買い物が主流になりつつある現在では、様々な商品が販売されています。
その荷物を雨の日も風の日も届けてくれるのがヤマト運輸の方々です。
大きな荷物から小さな荷物まで、さまざまな大きさの荷物をトラックがパンパンになるまで積み込みして朝から晩まで配達すると考えるとどうでしょうか。
体力的にもきつく時間帯指定に間に合わないと、お客様からのクレームや、会社からの信頼を得ることができず追いやられてしまい、精神的にも辛いことだと思います。
責任感が大きい
働く上でどんな仕事にも『責任』ということは付きものですが、特にヤマト運輸で働く場合には更に大きな責任を問われることとなります。
基本の会社のルールを守ること、運転職であれば道路交通法や、安全運転に努めること、お客様からクレームをもらわないためにも清潔感や、言葉口調など気をつけることなど様々な責任がもたらされます。
特に繁忙期などでこれらの事を守りながら仕事をするとなると、心の余裕がなくなり、事故や違反、お客様からのクレームにつながってしまうことでしょう。
もしそうなってしまった場合、謹慎、降格、最悪は解雇という負のスパイラルに陥ってしまうために、退職を希望するという方は後を経たないとのことです。
ヤマト運輸を辞めたいと感じながら働き続けるリスク
このようにヤマト運輸で働くことというのは簡単ではなく、とてもキツイ環境であることが分かりました。
こちらでは、このような状態で仕事を続けた場合、どのようなリスクが生じてくるのかを3つの項目でご紹介します。
心の余裕が保てない
様々な仕事をこなす上で多くの責任と拘束時間の長さを考慮すると、自分のペースで仕事を行うことは困難になります。
少し休みたいが、次の配達で休めない、お客様から連絡が来て今すぐに行かなきゃいけない、と常にいつでも動ける状態を維持することが大切になってしまいます。
それが故に心身ともに疲れてしまい、心の余裕が保てなく、最悪の場合は事故につながったり、荷物に当たってしまうという会社からの信用をなくしてしまうことに繋がります。
身体を壊しやすい
常に大きな荷物や重たい荷物を取り扱わなければならない為、手や腕、腰などと言った箇所が疲労し、壊れてしまう場合があります。
病院に行きたくても行けなくて、どうにかその場しのぎで身体を休ませても、また仕事で身体を使わなくてはなりません。その要因を避ける場合に業種変更をして構内作業等の内勤やベース作業などになると、給料が下がってしまい、退職をすることに繋がってしまうでしょう。
ヤマト運輸はそのようなリスクを背負いながら行う仕事のため身体が痛いけれど辞めれないから、と、身体を壊してしまう方は大勢いらっしゃるようです。
お客様からクレームが来る
心身ともに疲れ身体もボロボロになりながら作業を行なっていると、もうこれぐらいでいいや、と業務を怠ってしまうことが多くあります。
例えば、事前に電話してから伺うことをせずにそのまま伺ったり、荷物の箱が破損して届いたのにお客様に何も言わずに渡したり、無愛想に接客したり、などクレーム案件に繋がりかねない状態になってしまいます。
このような状態が続きお客様からクレームが届いてしまい、会社の信用を失い、職種降格、給料減少と、最悪の展開が待ち受けているのです。